レビュー PC 「Call of Duty2」 | 雑雪帳

レビュー PC 「Call of Duty2」

pc_cod2_box_01.jpg
Call of Duty 、United Offensiveに続き、2005年10月に発売されたCall of Duty 2のレビューいってみましょう。

なお日本国内ではPS2版のみ、海外ではXbox版、ゲームキューブ版も発売されたCall of Duty 2 : Big Red Oneとは全く別物のゲームです。Big Red Oneは別記事で紹介しています。
■PS2 「Call of Duty2 Big Red One」 レビュー雑感気味
感想


点数
4/5 (5点満点中4点)

良い点
・進化したグラフィック
・敵味方入り乱れる迫力の戦闘
・大量に登場する敵キャラクター
・イギリス軍、アメリカ軍ステージの出来が向上
・アメリカ、イギリス、ソ連と多様な軍隊を楽しめる
・有名な場所での戦闘
・銃火器の種類が増えた
・オブジェクト破壊以外の目標が増えた

悪い点
・最後まで一本道の内容
・自由度ほぼ無し
・ソ連軍ステージは微妙な出来に
・CoD1やCoD UOに比べると増えたもののシングルプレイは短め

グラフィックが向上した一本道FPSゲーム。

2005年10月と、個人的には少し前に発売されたゲームという認識なのですが、グラフィックは今見てもそれなりに美しさを感じることが出来ます。

少し前にCoD1及びCoD UOをプレイしていた事もあり、あらゆる箇所の質感向上が嬉しい所です。グラフィック部分でも触れたソ連軍の雪の舞い散る風景( というか天候 )、地面の濡れた質感、爆発時の粉塵、炎による熱のゆらぎ、地面に生える草など。最新のグラフィックと比べると実写的表現としては劣るものの、綺麗なのに動作が重くないレベルの映像表現としては充分にアリと言えると思います。
pc_cod2_1920x1080_01.jpgpc_cod2_1920x1080_02.jpg

ただグラフィックでもイマイチの部分がありまして、ソ連軍ステージで感じる凹凸感がイマイチ合っていない衣服の質感、炎のエフェクト、一部戦車のモデリングやテクスチャの質感、イギリス軍ステージで感じる自然表現のCG感、遠方に表示される書割、CoD1の頃から進化していない海面・水の質感。また衝突判定というか物理演算が微妙なのか、敵が死んだモデルがあり得ない様な引っかかり方をしていたり。

戦闘はRegular難易度かつCoD2から採用された体力自動回復システムにより、CoD1の頃と比べるとプレイしやすいように感じました。
特に体力バーが合ったときは体力回復パックを追い求めてマップを戻ったり、クイックセーブ・ロードを多用し無理やり打開するシーンがかなり減ったのは嬉しいところ。ただダメージを大量に喰らっても少し休めば全快できるシステムは多少違和感を感じないでも無い。

CoD1及びCoD UOと同じく敵味方が大量に入り乱れての戦闘はやはり面白い。
ただ今回ソ連軍ステージの雪の雰囲気は非常に良いものの、ステージ内容自体はCoD1やCoD UOに比べると一歩も二歩も劣るように感じました。
pc_cod2_1920x1080_03.jpgpc_cod2_1920x1080_04.jpg
映画「スターリングラード」(1993)の様な絶望的な状況をソ連側から堪能できる。

Stalingrad (1993) Trailer Original HD 1280px - YouTube

逆にイギリス軍ステージはCoD1やCoD UOの様な裏方的任務から、まさにイギリス軍!といった感じのステージに進化しているのは非常に楽しかったです。
(潜入やレジスタンスと破壊活動する内容は無くなった)
pc_cod2_1920x1080_07.jpgpc_cod2_1920x1080_08.jpg

アメリカ軍ステージは今まで海外TVドラマ「Band of Brothers」の後追い的内容から決別し、しっかりCoDのアメリカ軍ステージといった感じに仕上がっているように感じる。
特に一番最初の Pointe du Hocの上陸ステージは、Medal of Honor Allied Assaultでプレイ出来た、オマハビーチ上陸作戦を超える質感に仕上がっているように感じました。
pc_cod2_1920x1080_13.jpgpc_cod2_1920x1080_14.jpg
このオック岬への上陸、まさに映画「史上最大の作戦」の再現!

The Longest Day (1962) - Point Du Hoc - YouTube

また後半登場する400番高地の攻撃、防衛ステージも、正に乱戦といった感じの出来で非常に満足できました。むしろ400番高地終了でエンディングで良かったと思うくらい、ライン川から高射砲を破壊する最後のステージは蛇足に感じてしまいました。
pc_cod2_1920x1080_15.jpgpc_cod2_1920x1080_16.jpg

映画「プライベートライアン」の様なアンテナの拠点を攻撃するステージも有り。
pc_cod2_1920x1080_21.jpg

Saving Private Ryan - "Maybe you should SHUT up!" - YouTube

ただ自由度に関しては、CoD1と比べるとホンの少しだけしか進化していないのは不満に。
たしかにステージによっては目標を自由に攻める所もあるものの、自由に決めてそれで?で終っているのが残念。攻略する場所によっては新たなルートが出現するとか、新たな敵軍が登場なりしたら再プレイも楽しめると思うのだけれど、それってCoDプレイヤーが望んでいる姿なのかは私には分からない。

また敵味方AIが進化していないのも残念。
特に敵AIの操作プレイヤーに対する射撃の正確さは、違和感というレベルをちょっと超えている。操作プレイヤーvs大量のドイツ軍というランボー的図式から抜け出せていない。もう少し敵も操作プレイヤー以外と戦闘している雰囲気を醸し出してくれれば良いのにと。

マルチプレイは国外含めると相当数サーバーが存在します。
評価対象外ですが、Tam Death Match及びCapture The Flagをプレイしてみたところ、ping150程度ならそれなりに遊べるように感じました。Team Death MatchはCall of Duty 4のマルチプレイと似たようなプレイ感。
(ランクシステムや装備カスタマイズ、Perkは無い)
人数はCoD4が発売されているので少ないが、根強い人気もあるのか満員に近いサーバーを幾つか確認できました。サーバー検索機能はCoD4と同じく使いづらい。

Xbox360版とのクロスプラットフォーム対戦には対応していない。

クリアにかかった時間、約5時間30分程度と少し短め。

システム


オーソドックスなFPSで、スクリプト制御の一本道。

銃器類は実在する武器類が登場、CoD1及びCoD UOで採用されていたバースト、単発の切り替えが無くなった。武器による殴りもあり。敵が落とす銃器および弾薬を利用することが可能。メイン武器を2つ、手榴弾、スモークを所持出来ます。

体力バーが無くなり、ある程度ダメージを食らっても一定時間避難していると体力が回復するようになった。これにより今までマップ上に不自然に存在していた回復パックや、回復パックの位置覚えをする必要が無くなった。

CoD UOで追加されたダッシュはCoD2では無くなった。

Leanが可能。

目標物破壊、電話線補修、対空砲を使った陸上防衛、双眼鏡を使った爆撃要請、戦車による戦闘、戦闘機落とし、パンツァーシュレックを使った戦車破壊、上陸戦、CoD1及びCoD UOにあった内容もCoD2では多く楽しむことが出来ます。

シングルプレイはCoD1及びCoD UOと同じく、基本的に一本道。ステージによってはマップ内の複数目標を自由に攻略出来るが、攻略する順番やルートによって難易度が大幅に変化したり、ストーリーに変化があるわけではない。

またシングルプレイ時のマップの大きさはCoD1の頃に比べると移動できる部分が増えたものの、やはり製作側が意図していない場所はバリケードや見えない壁、地雷地帯として設定されています。また大幅にルートを外れると突然死をくらいます。

仲間のAIはCoD1の頃と対して変化していない。また敵AIは基本的に操作プレイヤーを重点的に狙っており、仲間が近くにいても狙ってくるのはプレイヤーのみというのが殆ど。マップ内で敵が構えているMG42機関銃はある程度の距離に入るとプレイヤーを狙ってくるが、プレイヤーが側面から攻撃すると機関銃から手を離し反撃したり気付かなかったり。ソ連軍ステージでは女性兵士が登場します。

シングルプレイはある程度の距離を進むと自動的にセーブされる。クイックセーブ・ロードが可能。

字幕表示可能。

プレイ環境


CPU : intel Core 2 Quad Q6600 (3GHz動作)
VGA : XFX GeForce8800GT 512MB (Core 670MHz , Mem 1950MHz , Shader - 1650MHz)
Driver : GeForce Driver 175.19
MEM : 2GB
OS : Windows XP SP3

インストール後の容量
3.47GB

難易度Regularでプレイ。

設定
Video Mode : 1920x1080
Screen Refresh Rate : 75Hz
Aspect Ratio : Wide 16:9
Texture FIlter : Bilinear
Anti-aliasing : Off
Rendering Method Preference : DirectX9
Sync Every Frame : No
Optimize for SLI : NO
Shadows : Yes
Number of Dynamic Lights : High
Soften Smoke Edges : Everything
Number of Corpses : Large

Texture Quality : Manual
Texture Resolution : Extra
Normal Map Resolution : Extra
Specular Map Resolution : Extra

CoD1、CoD UOと違い、GeForce DriverからSuperSampling をOnにすれば半透明素材にAnti Aliasingが有効になるのでnHancerから設定する必要は無いです。Multi Samplingでもいけるかもしれません。

グラフィック


グラフィックの設定を最高レベルにし、GeForce DriverからAnti-Aliasingを4x、Anisotropic Filterを8x、SuperSampling ONにした場合、1920x1080でも基本的に60fps以上で、エフェクト等重くなる箇所では30fps付近まで下がりますが、GeForce 8800GTクラスの人なら、シングルプレイを最後まで遊ぶには支障を感じずに遊べます

CoD1及びCoD UOに比べて劇的に進化したグラフィックは今でも見所がある様に思います。凹凸感やテクスチャの解像度向上により、画面から受ける印象は随分良くなりました。
特にキャラクターやオブジェクトの凹凸感により今まで以上に実写的に感じることが出来ます。キャラクターの顔や装備品、衣服、建物、壁、戦車、装甲車、これら全て凹凸感がプラスに働いています。テクスチャの質感はキャラクターの顔だけでなく銃火器、建物、地面、あらゆる所の質感向上に貢献しています。ソ連軍ステージでは舞い散る雪や、遠方の霧がかかった様な雰囲気が非常に良いです。また炎のゆらぎ、HDRのライティング、粉塵等も良くなっています。

ただHDRのライティングは瞳孔の調整まではシミュレートしていないっぽく、明るい光の再現に止まってる感じです。

キャラクターモデリングはCoD1の頃と比べると大変良くなっており、敵味方猫背だったのが直っており、ヘルメットの違和感も直っています。フェイシャルアニメーションもモデリングやテクスチャの向上で見られるレベルに進化しています。
キャラクターモーションも良くなっており、隠れる、攻撃する、ダメージを喰らう、走る、これら動きの質感も向上しています。
また敵を倒した際のパターン数も増えたのか、這いずり回ったり、ハンドガンで最後の反撃をしたりと、非常に楽しませてくれるようになりました。

サウンド


メインテーマは微妙になったものの、ソ連軍ステージクリア後の牧歌的BGMが良い。

プレイ中のBGMはCoD1及びCoD UOと同じく基本的に無しで、盛り上がるであろう箇所や、戦闘の終盤になると、その部分にあったBGMが流れるようになっています。メロディラインは印象に残らないものの、プレイに支障をきたすようなBGMではなく作中に合っています。

銃器類の発射音はCoD1及びCoD UOから微妙に変化しています。

イギリス軍はイギリス訛りの英語、ソ連軍はソビエト訛り風の英語を喋り、ドイツ軍はドイツ語を喋ってくれます。

プレイ動画




スクリーンショット


pc_cod2_1920x1080_05.jpgpc_cod2_1920x1080_06.jpg
pc_cod2_1920x1080_09.jpgpc_cod2_1920x1080_10.jpg
pc_cod2_1920x1080_11.jpgpc_cod2_1920x1080_12.jpg
pc_cod2_1920x1080_17.jpgpc_cod2_1920x1080_18.jpg
pc_cod2_1920x1080_19.jpgpc_cod2_1920x1080_20.jpg

参考サイト


CoD4:MW Mod Tools 日本 Community Wiki
上記のサイトで配布中の日本語字幕MODを使用してスクリーンショットを撮りました。







関連記事
スポンサーサイト

Comment

Comment Form
公開設定

Trackback


→ この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
Copyright © 雑雪帳 All Rights Reserved. 
  • Designed by Fons