レビュー PC 「Gears of War」 | 雑雪帳

レビュー PC 「Gears of War」

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2007年11月に発売されたPC版 Gears of War(以下GoW)です。
Play-Asia Gears of War (DVD-ROM)
$36.90
バックオーダー状態でも2日程度で発送してくれました。

■PC版 Gears of War 初プレイ
■CoD4 、GoW インカミーング
感想


点数
3.5/5 (5点満点中3.5点)

美しいグラフィックとは裏腹に最後まで単調なシューター部分にちょっとガッカリ。

グラフィック
GeForce8800GTで1920x1080でプレイ、映像に対して大きな不満はありません。
特に全編通して黒への拘りが伺えたのは非常に印象的。
テクスチャの品質も異常なまでの拘り様で、その質感によりオブジェクトが多少カクカクしていてもテクスチャで騙せるレベルにまで引き上げています。
ただ上述した通り室内など一部は普通の出来に収まっているのが残念。
またシェーダーを使い込んでいるのか、デコボコした質感は一見の価値あり。但しエフェクト類はそこまで印象的ではありません。

残虐表現(ゴア表現)も拘っているようで、人体破壊、切断、血しぶきがしっかり用意されている。私はそれほど残虐表現が苦手ではないが、チェーンソーを使ったりダメージを食らい続けると
画面上に血しぶきがのこり、視界が制限されるのを個人的には止めて欲しかった。残虐表現が苦手な人はプレイしないほうが良いでしょう。


戦闘
TPSとカバーシステムを採用。
キーボード+マウスの操作でもカバーシステムの滑らかな操作は問題なく行う事が出来ました。ただしカバーして欲しいのにダッシュになったり、ダッシュして欲しいのにカバーになるなど、完璧なシステムではありません。
今回CasualとInsaneの序盤をプレイしたが、どちらもカバーが重要でカバー無しで続ける事はほぼ不可能なゲームデザインになっています。

Casualの場合、敵の数が少ない場合に限ってはカバーを利用せずに攻撃しつつ前進したり、敵を殴って倒した方が爽快感を得られました。
基本で使う武器のアサルトライフルの集弾率や攻撃力が低く、大量に消費しなければならず、マウスで正確な射撃を心がけても、敵の倒れ難さは変わらないため中盤以降は、アサルトライフルは大量に出てきた敵を片付ける程度の役目になり、残った敵をショットガンやグレネード、殴りで倒すといった、ある種アクションゲームに近く、シューターとしての楽しみは殆ど消えうせてしまいました。

Insaneの場合、敵の攻撃力が半端無い(というか自分の体力が低いのか?)のでカバーを使わずに敵を殴りに突撃するCasualのプレイスタイルは通用しません。
カバーから射撃のスタイルに移った瞬間にダメージを受けるため、カバーしてのブラインド射撃一辺倒で、かなり退屈な内容でした。

銃器のリロード時にはアクティブリロードという機能。
リロード時にタイミングよくRボタンを押すと攻撃力が一定時間増すという機能があります。これも序盤は楽しいんですが、一々右端にある武器画面に目を移すのが面倒くさくなったので、中盤以降はどうでもいい機能になりました。やりこんだ人なら、音やタイミングでアクティブリロードに成功するのかも知れませn。


マップ
基本的に一本道の狭いマップを進むだけで、マップによっては分岐があるが大差は無いです。
マップ中にはカバーシステムの為だけに大量の隠れるためのオブジェクトが配置されており、マップによっては違和感を感じる程配置されているのはちょっと問題ありに感じました。

結局の所、移動する、敵が出る、カバーする、アサルトライフルで大量に敵を射撃する、敵を一掃、敵の出てくる次の地点に移動。
といったパターンが最初から最後までであり、
(もちろんショットガンやグレネード、スナイパーも使うが)
ギリギリの撃ち合いを楽しむ、前後左右から敵が迫りくる、仲間が援護をしてくれる、仲間に指示を出す、仲間が指示を聞いてくれる、適切なルートを探す、仲間の部隊が援護に来る、といった様な内容は無いです。
(仲間に指示出し出来るが到底出来の良いAIとは呼べない)
Rainbow Six Vegas1でも感じたような、カバーして前方に現れる敵を倒すだけの単調な内容に陥っています。

シングルプレイ最中に何度かバグに遭遇しました。
セーブデータが消える、マップを移動中に固まる、その場が動けなくなる、といった内容。とくにカバーから障害物を乗り越える時に固まるのが多く、次にゲームの進行上好ましくない位置に移動していると固まりやすいように感じました。
またロード時間を極力排除するためか、マップによってはテクスチャが徐々に鮮明になったり、マップ移動中の何でもない所でカクカクしました。
パッチを適用した状態でも発生したので、その場合は一つ前のセーブからやり直せば良いはず。

Gmes for Windows LIVEに関して

シングルをプレイするだけなら、ローカル内にプロフィールを作るのでLIVEにサインアップする必要な無いです。
(オンライン環境は必須じゃない)
マルチプレイをする場合はLIVEにサインアップしてゲーマータグを取得するか、既存のゲーマータグを 利用する。
またその際に初めてプロダクトキーの入力が求められます。 EPIC Forumによると、Steamのようなアクティベーション機能は使っていない模様。

LIVEのマルチプレイ環境は、PCゲーマーから不評のGameSpyより悪い。
特にPing表示が無く、サーバーリスト一覧を取得するにも時間がかかり、時には表示してくれない。 マルチゲーム内に入ってもping表示は無く、コンソールからstat netと打ち込めば表示してくれる。

マルチプレイは人口が少なく、チームデスマッチが無い。
WARZONEとANNEXをプレイしたがどちらも退屈な内容で、 今更これを目的に買う人はいないと思うが、お勧めは出来ません。
PC版なのに最大8人対戦までであり、しかも武器のダメージ設定がシングルと同じなのか、 ショットガンとスナイパーは凶悪な強さを誇り、カバーして撃ち合う要素は消えています。

Xbox360版とのクロスプラットフォーム対戦には対応していない。

システム


Third Person Shooterで、カバーシステム、ボタン一つで様々なアクションが手軽に出来ます。
PC版ではキーボード+マウス及びXbox360コントローラーに対応しています。

TPSですが、メインとなるのは銃器による射撃と打撃になります。
銃器類は架空のピストル、チェーンソー付きアサルトライフル、ショットガン、スナイパー、グレネード、HAMMER OF DAWN。チェーンソー付きアサルトライフルで殴る動作を加えると、激しいゴア表現で敵を真っ二つに斬ったりします。
ただ、タイミングがずれると敵に反撃されるのでチェーンソーを使う頻度は中盤以降殆ど無いかと思われます。

シングルプレイ中には仲間を一人から数名引き連れる場合がありますが、命令は簡易的なものしか出せず、また仲間AIは役に立ちません。

体力バーは存在せず、大量に削られても有る程度休めば自動的に回復します。

クイックセーブ・ロードはありませんが、丁度良い間隔でオートセーブが入るのでストレスには感じませんでした。ただしオートセーブをロード後に仲間とのラジオ通信が入る箇所が多く、敵に倒されやすい場所では何度もラジオを聞かされ、しかも飛ばせないのは面倒でした。

カバーシステムはスベースキーを押せば、壁や遮蔽物に自動的に隠れることが出来ます。また乗り越えられる高さであれば、その状態からもう一度スペースキーを押せば乗り越えます。またダッシュキーもスペースキーに割り当てられており、流れるようにダッシュ→カバー→乗り越えと言った動作が、キーボードとマウスでも違和感無くプレイできるようになっています。

またXbox360コントローラを繋いでコントローラー側のボタンを押した瞬間に、ゲーム側がコントローラーを認識し、スペースキーやリロードキーに該当する絵柄をコントローラーに対応したのを瞬時に表示する機能があり、細かい配慮が伺えます。もちろんコントローラーを動かした次の瞬間にキーボードを押すと、キーボード+マウスの表記に変わる拘りっぷりには感心しました。

シングルのゲームプレイは基本一本道でマップによっては二手に分かれる分岐ポイントがありますが、どちらを選んでもゲーム的には内容は殆ど変わりません。
またマップは狭い作りになっており、広い場所で大量の敵と戦う、自由にルートを決める、仲間に指示を出して先行させる、といった部分はありません。

PC版は英語のみで、字幕表示が出来ます。

プレイ環境


CPU : intel Core 2 Quad Q6600 (3GHz動作)
VGA : XFX GeForce8800GT 512MB (Core 670MHz , Mem 1950MHz , Shader - 1650MHz)
     ForceWare 175.16と175.19
MEM : 2GB
OS : Windows XP SP3

インストール後の容量
9.96GB

設定


SCREEN RESOLUTION : 1920x1080
FULL SCREEN : ON
POSTPROCES DISPLAY SETTING : DEFAULT
POSTPROCESS QUALITY : HIGH
TEXTURE QUALITY : HIGH
CHARACTER DETAIL : HIGH
VISUAL EFFECTS DETAIL : HIGH
DECAL QUALITY : DYNAMIC
SHADOW QUALITY : HIGH
VSYNC : ON

GAME DIFFICULTY : Casual

グラフィック


グラフィックの設定を最高にし1920x1080の解像度でプレイ。
全編通して60フレーム、凄く重くなる箇所でも40フレームと、グラフィックの割りに動作は軽く感じました。

アンチエイリアスはWindows XP環境では利用できないと書かれている記事があったのですが、ForceWare上から指定するとアンチエイリアスが有効になっているのを確認しました。
ただしフレームレートは30フレーム前後に落ち、重いところでは20フレーム近くまで落ちるのでGeForce8800GTで1920x1080 4xAA 16xAF SuperSampling-ONはキツイようです。
それとSuperSamplingを有効にしても一部の半透明素材でアンチエイリアスが有効になっていないのも確認できました。大半はSuperSamplingが効いているのですが、髪の毛の部分が効いたり効かなかったりしました。

発表当初からUnreal Engine3のショウケース的作品として宣伝されていたので、グラフィックの質感は非常に良く、その割りにフレームレートも良好です。
特に岩肌の質感、テクスチャの品質、光の照り返し、モーションブラー、ゴア表現、見所が非常に多いです。ただそのグラフィックも狭いマップだから構築できた側面があるかもしれません。

市街地的な場所での戦闘や洞窟風のマップは良く出来ており、テクスチャの品質も丁寧に作られているのですが、建物内のテクスチャの質感は一歩劣る様に感じました。

エフェクトはパーティクルの光は綺麗なものの、爆発エフェクトや炎の表現、煙などは普通に感じます。

キャラクターディティールも拘りが見られ、殆どのキャラクター(敵味方含め)がガチムチ体型なものの、鎧の質感、照り返し、凸凹感、カットシーン時での違和感の無さ等も見所の一つでしょう。
特に顔面の品質は高く、しわ、ヒゲ、ヒゲの剃り跡、古傷、目つき、キャラクター毎にしっかり書き分けられており、本当にキャラクターが実在するかのように感じるほどです。

サウンド


移動時はBGM無しですが、敵出現時、戦闘中、戦闘終了後、そのシーンに合わせたBGMが鳴ります。BGMは良く出来ており、不満に思う箇所はありません。
ただプレイ後に頭の中で繰り返したくなるようなメロディーラインは無かったので、印象に残らないBGMと言っていいかも。

銃器関連のサウンドはインパクトが薄く、音が似通っているので印象に残りませんでした。

プレイ中はヘッドショットや敵を倒した瞬間にキャラクター達がそれに応じた言葉を喋ってくれるのが面白かったです。

Xbox360版プレイ動画




スクリーンショット


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左、最初っからこのスケール感、素晴らしい
右、体力は画面中央の赤いマークで把握する
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右、この壁面のクオリティも素晴しい
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左、分岐はあるが殆ど意味が無い
右、敵キャラクターのディテイールも良い
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右、雨でぬれた質感、これも素晴らしい
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右、バグ画面
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左右、Brumakは両腕を攻撃後に、操っている敵を倒す
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右、最後の方にもBerserkerが出てくるが突進してくるだけなので…
pc_gearsofwar_1920x1080_19.jpgpc_gearsofwar_1920x1080_20.jpg
マルチプレイ中、プレイヤーが殆どいない
右、こういった水面の表現も意外と綺麗、シングルプレイのマップでは殆ど見られないが

参考サイト


パッチが出ています
http://download.microsoft.com/download/a/3/2/a32f9a78-bdd0-4f9c-b283-9be53a283b46/GearsTU.exe

Games for Windows - LIVE Latest Updateが出ています。
http://www.gamesforwindows.com/en-US/Support/live/Pages/default.aspx

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