レビュー Sony 「PlayStation4 First Limited Pack with PlayStation Camera」 | 雑雪帳

レビュー Sony 「PlayStation4 First Limited Pack with PlayStation Camera」

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アメリカで2013年11月15日、日本では2014年2月22日に発売されたPS4、PS4ソフト「KNACK」と「延長保証1年分」、そしてカメラが付属したモデルCUHJ-10001 (本体の型番はCUH-1000A)を買っていたので、遅くなりましたがご紹介を。

PS4内の機能やゲーム以外の部分は別ページで別途紹介予定。

■PlayStation®4 | プレイステーション® オフィシャルサイト
■PlayStation®4 First Limited Pack with PlayStation®Camera | プレイステーション® オフィシャルサイト
仕様


・PS4本体 (CUH-1000A)
・HDD : 500GB
・DUALSHOCK4 x1
・モノラルヘッドセット x1
・HDMIケーブル x1
・USBケーブル (コントローラ接続用、片方 Micro USB端子) x1
・電源コード x1
・PlayStation Camera x1
・PS4ソフト KNACK x1
・1年延長保証
・本体質量 : 約2.8kg
・最大消費電力 : 約250W

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外箱、裏側

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購入直後のシステムソフトウェアは1.60でした

開封


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パカっと開けるとPS4本体とご対面

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ビニールに包まった本体、意外と軽い

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付属品一覧

本体


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本体上面、左側がツヤ有り塗装。スライドして外すとHDDの交換が可能。傷が付きやすいのが難点。
正面真ん中上部の細長い部分が電源ボタン、その下がドライブ取り出しボタン。電源を入れる際の音がPS3と同じ「ピッ」で残念。分かりやすいけどXbox360の薄型モデルの様な優しい音にして欲しかった。

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正面右側にUSB3.0端子が2つ。

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スロットイン方式のBlu-rayドライブ内蔵、読み込み音も静か。BDは6倍速 CAV、DVDは8倍速 CAV読み込み。

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裏面、左から電源、S/PDIF端子、HDMI端子、LAN端子、AUX端子(PlayStation Camera接続)。PS3だとカメラ接続時に正面のUSB端子から取り回していたので有り難い。PS1時代からのAV端子は無くなった。

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電源投入時には真ん中部分が青白く、通常時は白色、スタンバイ時はオレンジ色のLEDが点灯。

内蔵ストレージ (HDD)


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内蔵されていたHDDはHGSTのHTS545050A7E380 (500GB、7mm厚)、kakaku.comでは2014年5月現在で5000円弱程度。
■価格.com - HGST HTS545050A7E380 [500GB 7mm] 価格比較

PS4のゲームソフトは基本HDDへのインストールが必須(Disc版も)なので、ガッツリ使い込む予定の人はもう少し容量多めのHDDに交換しても良いかもしれません。

コントローラ


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基本デザインは大きく変わらないものの、STARTとSELECTボタンが廃止、その代わりOPTIONSボタン、SHAREボタンに変更。またタッチパッドが登場、押し込めるのでPS3のSELECT代わりに使っているタイトルが多い感じ。
スピーカー、イヤホン、マイク端子も増設。

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OPTIONSやSHAREボタンは少し押しづらい配置というか出っ張りなので、間違って押してSHARE画面に移って・・・というミスは発生しづらい。

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LEDバーが背面側に有り、カメラ側からコントローラを認識したりソフトによっては色を変更できたり・・・らしい。

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付属のモノラルヘッドセット。スマホなんかに付属してるイヤホン挿してPS4側の音をイヤホン側から全て出力することも可能。TVから離れてるのでイヤホンの長さが足りないって時とかにも便利。SCE的にはマイクとか使って欲しいんだろうけど。

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コントローラ側の接続端子がMicroUSBに変更、スマホの充電用ケーブルと同じなので何処かの無駄に高いリンゴケーブルを買う必要は無いのが良い。

コントローラの握り具合はDUALSHOCK3より自然な感じに握れ、また段差が少ないので指に食い込んで痛いという場面が少ないのが良い。十字キーの押した感触もPS4の方がクリック感が有り良好、L2、R2は更にトリガー感が増し、FPSやTPSではコッチをメインで使う場面が増えそう、感触も良好。
スティックの反発や長さも調整されていてDUALSHOCK4を使った後にDUALSHOCK3に戻ると若干フニャってるのを感じやすい。スティック表面のザラっとした処理はFPSやらを遊んでいたら直ぐにツルっとなるのは残念。
また左手の中指がコントローラ裏面のシール部分に当たると、シールが削れてしまう。

PlayStation Camera


PS2のEyeToy (★PS2ゲームレビュー★「EyeToy:Play」)、PS3のPlayStation Eye (■PlayStation®Eye | プレイステーション® オフィシャルサイト)、そしてPS4ではPlayStation Cameraに成長。

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上下の角度調整は手動で可能、左右は設置で調整せよと、Xbox360のKinectと比較してもサイズも自動調整機能も目指す方向が異なる印象。
ディスプレイ前に設置するのをオススメされるんだけど、固定する方法が付属の両面テープってのが幾らなんでも雑すぎやしないかい?固定スタンドが欲しいところ。

とは言えPS3でPS Moveタイトル、Xbox360ではKinect対応タイトルを遊んだだけにPS4のPlayStation Cameraには期待してるんですよ、とりあえずダンスゲームやらシューティング(ゲーセンで遊ぶガンコンゲームね)を出して欲しい所。

■プレイルーム | ソフトウェアカタログ | プレイステーション® オフィシャルサイト
上記のプレイルームというソフトが無料で付属、ただ内容はPlayStation Cameraのデモ的な内容でガッツリ遊ぶようなゲームではないのが残念。

付属ソフト


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KNACK(ナック)というアクションゲームが付属、紙に記載されたコードを入力してPS4側でDL。ゲームの出来は、うーん微妙じゃないっすかねぇ。無料で遊べたから良いもののDisc版買ってたら痛い目見てた感じでしょうか。
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グラフィックは綺麗目、問題はゲーム内容よ。

ゲーム


PS4で遊べるのは現状(2014年5月現在)PS4のゲームだけです。ゲームアーカイブスにも対応してないのでPS1、PS2、PCエンジン、さらにNEO GEO Stationのゲームも遊べません。

試しにPS3、PS2、PS1のディスクを突っ込んでみました。
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PS3、対応していないディスク、PlayStation3規格ディスクは再生できません。という表示。

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PS2、対応していないディスク、PS4はこのディスクに対応していません。という表示。

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PS1、対応していないディスク、PS4はこのディスクに対応していません。という表示。

このように今のPS4はPS4のゲームかDVD、Blu-ray、オンラインビデオ、オンラインミュージックを楽しめるだけで、ゲームの部分に期待すると肩透かしを喰らうような状況。

感想


Sony 「PS3 80GBモデル (CECHL) 」レビューから約5年ぶりの新たなPlayStationハード(PS3は2006年11月発売)、新たなPS4は値段も次世代機に払いやすい4万円、ハードの消費電力や動作音、本体サイズも大きな不満が出ず、むしろ次世代機の初代モデルとしては随分と完成度が高いな、という印象。

PS4本体はサイズ的に初代PS3モデルと奥行きが似ているもののサイズは厚みが半分程度、Xbox360と異なり電源も内蔵されているので電源ケーブルもスリムに設置が可能なのが良いです。
本体からの発熱は本体に触れたり付近の排気部分に手を当てると感じられます。幾らプロセスルールが微細化されてるとはいえメニーコアのJaguarとRadeon HD 7850クラスのGPUを搭載しているので仕方ないのかなと。むしろPS3初期デザイン本体よりコンパクトなのに更にパワフルなグラフィックと快適な操作性を実現できているという部分に着目していきたい。

Blu-rayドライブの読み込み音などはPS3時代から静かで、PS3とXbox360(Jasper基盤とTrinity基盤)でもPS3の方が静かでしたが、この部分でもPS3時代の良い部分が受け継がれているのを感じられます。
なおPS3→PS4アップグレードプログラムで購入したPS4版を遊ぶ際PS3版Disc挿入が必須ながら、起動時にチェックが入って以降は回転も無くなり静かに遊べます。

HDDの読み込み音などはPS4本体に耳を近づければ回転音やヘッドの移動などを感じられますが、ディスプレイから適切な距離で離れて遊んでいれば気になるような騒音にはなりません。

コントローラの基本デザインはPS1時代のデザインから大きく変わりませんが細かい部分で操作しやすい改善が施されています。小さな段差を無くしたり、スティックの長さや傾きに対する反発も微調整が加えられていて、過去のDUALSHOCKより使っていて快適な使い勝手に。十字キーも入力した感覚を得やすいデザインに小変更されていて、個人的にはとても押しやすく感じられます。
廃止されたスタートボタンとセレクトボタン、これはOPTIONSボタンとSHAREボタン、そしてタッチパッドに置き換えられました。OPTIONSボタンはコントローラ右上部に配置されていて、STARTボタンの役割と殆ど同じ、最初は押しづらいが慣れると特に違和感無く使えます。
セレクトボタンが担っていた機能はタッチパッドを押し込みに変更、とはいえPS3時代でセレクトボタンを有効活用しているタイトル自体が多くなく、一時停止的な機能しか割り当てられなかったボタンの大幅な刷新と捉えた方が良いんじゃないかと感じられます。現状はセレクトボタンの代用ながらゲーム内の地図を開いた際に指二本操作の拡大・縮小だったり文字入力時のタッチパネル機能を担わせたりと、着実に進歩が感じられるようなボタンに。
SHAREボタンはUstreamやtwitch、ニコニコ生放送で遊んでいるゲームを配信、スクリーンショットや動画を保存する為のトリガーになっています。ゲーム中にスクリーンショットや動画を保存する仕組みはPS3から一部のゲームで実現していましたが、XMBからPhotoを選んで・・・という相当に面倒で緩慢なXMB動作に耐える使い勝手の酷い代物が、PS4ではとても簡単に実現されるようになっています。
また今まではPCや単独のキャプチャデバイスを用意しないとゲーム配信や動画キャプチャが難しかったのが、環境整備までのステップが格段に縮小され、デバイスは用意された、ゲームも配信許可が下りている、その先は配信で「プレイヤーが魅せる部分」に注目が行くのかなと感じられます。
面白いトーク派、知識派、対戦派、最新ゲーム片っ端から遊ぶ派、ひたすら遊び続ける廃人派、さまざまなプレイスタイルの配信や動画キャプチャの環境がフラットに整えらたので、今後は良い方向に発展していく(してほしい)のでは、と感じています。

PS3のPlayStation Eyeを接続するためにPS3の前面USB端子からケーブルを取り回して・・・、という不恰好な状態がPS4では背面のAUX端子に接続するのでスッキリと仕上がるのが嬉しいところ。(とはいえXbox360ではKinectで実現できていた)
あとはPlayStation Camera対応のゲームソフトが出てこないと評価のしようが無いです。今は無料のPlayRoomが対応しているけども、このゲーム自体はカメラ機能のデモ的なソフトなのでゲーム的に面白い部分は特に無いです。むしろ配信時のネタソフトに使われている程度。
PS3のPlayStation Move対応ソフトも徐々に発売されなくなり、発売されたソフトもロードが遅かったりUIが酷かったり、そもそも重要なダンスゲームが出ないという謎の方針、ハード性能部分で足枷になっている部分がPS4では解消されているので、あとはお願いだから対応ソフト出してくださいとしか言いようが無い。

んで結局PS4はオススメなのかと聞かれても遊びたいソフトが有るなら・・・としか言いようが無い。別ページで紹介予定なものの、PS3の様な強力なAV機能は搭載されず必要最低限がとりあえず乗っている状況なので、そういった部分を期待しているユーザーにもアピールはし辛い。
ゲームは確かにBF4の様に最大64人対戦(更に追加で2人の司令官)が可能なタイトルを遊んでしまうとPS3版に戻りづらい、PS4版を遊んだ後にPS3版を遊ぶと最大24人対戦で満足していたはずなのに、随分と人が少ない戦場だなと感じられるほど。
Call of Duty Ghostsもグラフィックの部分では圧倒的にPS4版が美しいけれども、ゲーム内容自体がアレ過ぎる上に対戦人数も大して多くならないのでPS3版を遊んでいたプレイヤーに差額払ってまで買うタイトルかと言われると、ちょっと・・・という感じ。

兎にも角にもゲーム機能を第一の売りとしているPS4なので、グラフィック、操作、読み込みといった部分で不満は少ないものの、遊んでみたいタイトルが無いのなら無理して買う必要は無いのではと思う。
またPS3とPS4のAV機能を比べても現状はPS3の方が遥かに優れているし、アメリカの発売より遅れた割に動画のネット配信対応アプリはソニー謹製のVideo Unlimited以外無いという状態で、これをどーオススメすれば良いのか困ってしまう。取りあえずゲーム無いからAV機能でお茶を濁す手法ってのも無理。
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PS4にアメリカアカウントでログインするとテレビ&ビデオに潤沢なビデオ配信系のアプリが揃っている(PS3時代もアメリカの方は揃っていた)。PS3に日本アカウントでログインするとHuluやYouTubeのアプリが有るけどPS4には無い。

とは言えグラフィックの差はPS3とPS4では圧倒的に異なるので(操作性や読み込み速度も)、PS3とPS4で同時発売されるタイトルが有り、そのゲームシリーズが好きっていう状況ならPS4を買うのをオススメしとく。特にBF4の様な対戦人数に差が出てしまうタイトルなら。

え、でも720pしか楽しめない環境なんだけど・・・という状態でも恩恵は有る。
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Call of Duty Ghosts、どちらもHDMI、720pでキャプチャ。左がPS3、右がPS4

勿論1080p環境なら以下のグラフィックで楽しめる。
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左がPS3(720p出力)、右がPS4版(1080p出力)

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どちらもPS4版、左が720p出力、右が1080p出力

比較タイトルに使ったCall of Duty Ghostsだけどもゲーム内容がシングル、マルチ共にアレすぎるので全くオススメできない。CoDシリーズ未プレイってなら止めないけどFPS対戦タイトルならBF4の方が遥かに楽しめるかと思います。

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